システムエンジニアが収入を上げたいと考えたときにキャリアパスとしてよく選んでいるのが、独立です。
自分のエンジニアとしてのスキルを活かして仕事を請け負い、必死に働けば働いた分だけ稼げるというのがやりがいにもつながります。
本当に収入を上げられるのかという問題はありますが、アメリカンドリームの成功事例が多くよく知られていることから、安直に独立しようと考える人も多いのが実情です。
アメリカでは確かに、年収数千万円クラスの収入を得て働いているシステムエンジニアも少なくありません。
日本ではそれほど高年収の人はほとんどいませんが、年収一千万円クラスを目指せる働き方として知られているのも確かです。
システムエンジニアは、正社員として現場で開発に携わっているとこの程度まで年収が上がることはあまりないので、独立して収入を上げるのに挑戦したいと考える人が増えています。
また、独立すると仕事が取れなくて苦しむことになるのではないかと懸念する人が多い時代もありました。
しかし、エージェントが仕事の斡旋をするようになり、フリーランスが仕事を取れないリスクはかなり低下しています。
そのため、成功できなかったシステムエンジニアでも、生計を立てるのに苦労していることはあまりないというのも、独立を目指す傾向を後押ししている点でしょう。
結果として独立して働いた方が自分に合っていると気付き、フリーランスで十分に稼いでいる人も増えつつあります。